【読書感想】ビブリア古書堂の事件手帖
おこんばんは。なちこです
だいぶ暖かくなってきましたが、夜はまだ冷えますね。
私は本日は家の近所にある沖縄の食材を売っている店を襲撃し、ちんすこうとサーターアンダギーをお金と引き換えに強奪し、今に至ります。ただの客だ。
ちんすこうは塩味が好きです。
お会計の際、レジの後ろに貼ってある沖縄の透明な海の写真を眺めてたら、まんまと行きたくなりました。
なんだよあの透明な水…楽園かよ。
それはそうと、引っ越してから1ヶ月が経過しました。
最近は近所でやっているヨガに参加したり、地区センターで本を借りたりしております
yokohamaには地区センターというものがあり、貸し会議室、運動スペースや調理スペースがあります。
名古屋でいう生涯学習センター、刈谷でいうアイリスホールのような感じ。
(急なローカル話。前職が刈谷の近くだったので。ちなみにアイリスホールは綺麗。金持ってるなあ…刈谷市)
で、地区センターで本が借りれると聞いたので、いそいそと借りてみたのがこちら。
・ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜/三上 延(メディアワークス文庫)
・まほろ駅前多田便利軒/三浦 しおん(文春文庫)
・トキワ荘青春日記/藤子 不二雄A(光文社)
・退屈姫君伝/米村 圭俉(新潮文庫)
今「ビブリア古書堂の事件手帖」「まほろ駅前多田便利軒」を読み終わった所です。
「ビブリア古書堂の事件手帖」はドラマを見ていて、鎌倉と古書…というキーワードと雰囲気にまんまと狩られた記憶があります。ただし原作は読んでいませんでした。
あと、主演で出ていた、えくざいる(平仮名)の人が上手いなあと思ったのと、
エンディングの「NEVER ENDING STORY」の「果てしない物語」読者としてはテンション上がった記憶があります。
そんな話はさておき、内容はタイトルの通り「古書」と、それにまつわる「人」のお話です。美人で人見知りだが本に関する知識や情熱が並外れた古書店店主の栞子さんと、本に興味はあるが恐怖症のぱっとみ体育会系青年、大輔が知り合って古書堂で働く所から始まり、古書にまつわる不思議な客やちょっとした事件の謎を解いていく…。
清楚系美人と体育会系青年という凸凹な組み合わせに、特に意外性は無いですが笑
本にまつわる知識も随所にあって面白いですが、本そのものではなく、登場人物にとってその本がどんなものなのか、なぜ好きなのか、という点に視点が当たっているのが面白いなと思いました。
ネタバレになりますが、第2話「小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)」のように、本の内容では無くて、「本に付いているもの」がキーになっているのも良かったです。知識としての本ではなく、物質としての本という側面もちゃんと書いているのだなあと。
私も、表紙や背表紙のデザインや質感、サイズ感も含めて本が好きなので嬉しい限り。
ちなみに私は新潮文庫派です。なぜならyonda?パンダちゃんがいたから….。材質関係ねえ…
話はそれましたが、全体を通して読みやすく面白かったです。続きも借りてこよう。
ちなみに、ドラマ化した時に原作を読まなかったのは「表紙が漫画みたいなイラストだったから」です。
漫画は大好きなのですが、本の表紙には抵抗がありまして…なんと言うか「こうゆう表紙好きでしょ」「とっつきやすい様に漫画にしましたよ」的な。あと具体的な人物のイラストだと、どうしてもイメージが限定されるので、敬遠しがちなのです。今思うと、それも偏見だったのだなあと反省。
「まほろ駅前多田便利軒」の感想はまたの機会に。
三浦しおんさんはお気に入りの作家さんの一人です。
表紙のデザインも好き笑
では。ばっはは〜い